Q&A
Q:1
電話での注文はできますか?
A:1
はい、承っております。ただし、ご注文商品や配送先に間違いが生じるおそれがありますのでメールかFAXで確認をとらせていただきます。
Q:2
質問・問い合わせなど電話でもいいですか?
A:2
はい、営業時間中でしたらいつでも結構です。
Q:3
大量注文したいのですが
A:3
ありがとうございます。価格はご相談させていただきます。
Q:1
芯地のサンプル貼りをお願いしたいのですが・・・
A:1
左サイドの【商品カテゴリー】の下にある【サンプル貼り依頼シート】を印刷してください。その用紙に必要事項をご記入の上サンプルの表生地と一緒にお送りください。生地の大きさは10〜20cm角位お願いします。
※もし用紙が印刷できない場合は、様式は何でもいいですので必要事項を書いて同封してください。
Q:2【ショップへご来店のお客様からのご質問です】
肩増芯としてどんな芯地を使えばいいですか。また芯地の地の目についても教えてください。
A:2
- 前身頃芯より薄地の芯地を使ってください。
- 肩増芯の地の目は前身頃芯地と同じ地の目にしてください。
- ※接着芯を重ねて貼る場合、地の目を変えて貼ると全く動きがなくなります。
【ご質問されたお客様の場合、増芯を正バイアスに裁って貼られていました。試着されたら増芯を貼った部分だけ動かないので体に沿わないすごく着心地の悪いジャケットになっていました。】
Q:3【ショップへご来店のお客様からのご質問です】
肩増芯はどのように貼ったらいいですか?
A:3
肩増芯はバストトップより上に貼ります。
- 衿なしやステンカラーの場合
- バストトップより上全面に貼ります。
- テーラーカラーの場合
- タテはバストトップより少し上から肩まで、ヨコは衿折れ線より1cm外側から袖ぐりまで貼ります。
Q:4【ショップへご来店のお客様からのご質問です】
芯貼り時間は10〜15秒と書いてありますが、5秒ずつ合計で10〜15秒押えてもいいですか?
A:4
芯貼り時間は接着樹脂が完全に溶けてピッタリと芯が貼りつくために必要な時間です。ほとんどの芯地の樹脂は低温でジワジワと溶けるようになっていますので1回で1箇所10〜15秒しっかり押えてください。
【こちらのお客様は「作業途中に接着芯が剥がれてきた。」とのクレームで再来店いただいたお客様でしたが、接着芯地を貼った生地を見せて頂いたらアイロン接着不足とわかりました。】
- «ネットでご覧になっているお客様へ»
- 接着芯地や接着芯地を貼った生地を送りいただければ、ヨシミで拝見させていただきメールでアドバイスさせて頂きますのでどうぞご遠慮なくお送りくださいませ。
Q:5
- ① 表生地に接着芯地を貼ってから型紙を置いて裁断する
- ② 表生地を型紙通り裁断、接着芯地も型紙通り裁断してから合わせて貼る
どちらの方法がいいですか?
A:5
① をオススメします。
- 全面芯【前身頃芯・衿芯・見返し芯など】を貼る場合
- «ヨシミ»では表生地、接着芯地共タテ糸・ヨコ糸を引っ張って糸を抜いて裁断しています。⇒それをタテ・ヨコ合わせて貼ります。⇒表生地の地の目と接着芯地の地の目がキチッと合います。
テクニックガイド【接着芯地の裁断&貼り方】のように貼ることをおススメします。その後、型紙を置いて裁断します。
- 部分芯【袖山芯・袖底芯・裾芯・背芯など】の場合
- 【部分芯地の貼り方】をご覧になってください。
Q:6
前身頃に切り替えがなくウエストダーツだけが入っている上着に貼る芯地についてお尋ねします。前中心からアームホール→バストポイント近く→ウエストダーツ→裾へと続くパネルラインあたりまで部分的に貼りたいのですが・・・
A:6
表生地にもよりますがあまりオススメできません。特殊な生地以外は接着芯を貼った部分はほとんどと言っていいほど縮みます。
- 貼った部分が縮んだ時
- その境目で貼らない部分がぶくついたりダレて垂れ下ったりします。
- 貼った部分が伸びた時
- サッカー生地や絞りなどアイロンで押えれば伸びる生地は芯地を貼った部分が伸びてしまいますのでその部分が垂れ下がった状態になります。
結論として、前芯を貼るなら全面貼る、貼らない場合は見返し芯だけを貼る方がいいと思います。
Q:7
よく伸びるニットでジャケットを作りたいと思っています。
- ① 芯地の種類は?
- ② 芯地はどのように貼ればいいでしょうか?
A:7
- ① タテ・ヨコ伸びるストレッチ性のある芯地をお使いください。
- ② パーツごとの全面貼りをオススメします。ニットを伸ばさずに接着するためにはアタリカットを敷くといいですよ。
- 貼り方
- アタリカット→ニット→接着芯地の順に置いて上からアイロンで押えます。
※平らなアイロン台の上にニットを置いてアイロンで押えれば伸びてしまいますが、アタリカットを敷けばアタリカットの細かい起毛がニットの編み目に入り込むのでアイロンで押えても伸びにくくなります。詳細はテクニックガイド【アタリカットを敷いて接着芯地を貼る】をご覧になってください。
Q:8
スカートのベンツ(タテ地)に接着芯(タテ地)を貼ったらタテ端が湾曲したのですが・・・引っ張ってアイロンをかければ直りますがアイロンの熱が冷めればまた同じようになります
A:8
スカートのベンツだけでなく見返し続きのブラウス・シャツなどでも同じ現象が起こります。接着芯を貼った部分だけタテに縮んだためタテ折り線が湾曲するのです。
解消法
スカートのベンツ部分や見返しの地の目はタテ地の目、その部分に貼る接着芯の地の目はタテから約6°振ります。
6°バイヤスにすれば芯地の伸びが増すので表地と貼り合わせてもある程度伸びを残します。
接着芯を貼った部分の縮みを防ぎます。
※見返しは左右ありますので、接着芯も右 6°振ったものを1枚、左 6°振ったものを1枚用意してくださいね。接着芯をタテに均等に折って「芯地の型紙」を6°振って置いて裁断すれば簡単に作れますよ。
Q:9【いつもご来店頂いている服飾学科の学生さんからご質問いただきました。】
初めて自分のジャケット制作に挑戦しています。
前身頃・前細腹(前身頃の脇下部分のパターン)があるノーカラーのジャケットなのですが、前身頃芯はどの程度、どんなふうに貼ればいいでしょうか?ポケットは箱ポケットが前身頃・前細腹にかけて付きます。
A:9
いつも気軽にご質問していただきありがとうございます♪
ポケットの種類が何であっても前身頃・前細腹にかけて付く場合は基本的に前身頃・前細腹とも貼ってください。
テクニックガイド【接着芯地の裁断&貼り方】を参考にして先に芯地を貼ってから型紙通りに裁断してくださいね。
ジャケットの場合は背芯も貼ったほうが袖付けもきれいに出来ますよ。その場合は【部分芯地の貼り方】を参考にしてみてください。
Q:10【滋賀県 K】
ヨシミさま
接着芯選びに困っています。
レーヨンの生地でアロハシャツを作りたいのですが接着芯の付きが良くありません。ダンレーヌR007 を使用しました。レーヨンという素材なので店員の方には前もってそのことを伝えていたのですが…。(泣)
やや透ける感じの薄手生地です。こちらのお店は、接着芯について、お詳しい様なのでメール差し上げました。適した商品がありましたら教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
A:10
お問い合わせありがとうございます。
R007はレーヨンにも接着可となっていますので、買われたお店のミスとは言い切れないと思いますが・・・
レーヨンは、基本的には接着できますが難しい素材だと思います。難接着素材対応芯地のページにも書いていますが、強度を上げるために加工剤を使っていることが多いので加工剤と接着樹脂との相性で接着できるかできないかが決まってしまいます。
またレーヨンは水分を含めば伸びるという特性もあるのでストレッチ性のある芯地を選ぶ必要があります。
レーヨンに貼れる芯地としては最後にはV-10かYD-303になりますが色が白・黒しかありません。しかし、それも貼ってみないと絶対貼れるとは言い切れません。
申し訳ないですが結論としては、貼ってみないと貼れるかどうかわからないということです。
Q:1
肩線にテープを貼りたいのですがどんな場合でも前肩に貼ればいいのですか?
A:1
肩線のテープは必ず表地の裏側に貼ります。
- 肩接ぎ線を割る場合
- 前肩に貼ります。
12mmのテープなら2mmを身頃側、10mmを縫代側になるように肩接ぎ線に掛けて貼ります。⇒貼ったテープを縫い込めるのでテープが安定します。
- 肩接ぎ線を割らずに縫代を合わせて前に倒す場合
- 前肩に貼ります。
⇒貼ったテープは見えないので始末がきれいです。貼り方は同じです。
- 肩接ぎ線を割らずに縫代を合わせて後ろに倒す場合
- 後ろ身頃の肩線に貼ります。貼り方は同じです。
- ※ニットなど伸びる素材では前肩線の寸法と後ろ肩線の寸法を同寸にします。その場合は縫代を前後どちらに 倒すこともできます。
Q:2【スタイルブックを見ながら服作りをされている”洋裁大好きママさん”からのご質問です】
裏付き・衿付きのジャケットを作っていますが、基本的にどの部分にテープを貼ればいいのかよく分かりません。
A:2
ジャケットの各パーツを縫い合わす時、背中心以外は異なった形状を縫い合わすことになります。まず縫い合わせるパーツごとに、どのパーツが主になるのかを考えます。次に主になるパーツの形を保つために、縫い合わせ箇所に伸び止めテープを貼って縫製時の伸びを防ぎます。
- 前身頃と見返しの縫い合わせ
- 前身頃が主なので前身頃側にテープを貼って形を整えます。
- 前細腹(前脇身頃)と前身頃の縫い合わせ
- 前細腹が主になります。縫い合わせ線全てに貼るわけではなく、曲線になっているバストあたりに貼ります。カーブとカーブの縫い合わせですので特に注意が必要です。
- 前肩線と後ろ肩線の縫い合わせ
- 後ろ肩には肩ダーツやイセが入るので前肩線が主です。
- 地衿と表衿の縫い合わせ
- 地衿が主です
- 地衿と身頃の縫い合わせ
- この縫い合わせだけはどちらも主になりますが、殆どの場合、伸びないようにタテ地にとった衿腰増し芯を地衿に貼ります。その増し芯ごと身頃と縫い合わせるので伸び止めテープの替わりになります。⇒身頃の首ぐりにはテープを貼りません。
※注衿なしの場合は身頃側にテープを貼りますよ。
Q:1
裄綿についてお伺いいたします。沢山の種類があるのでどれをお願いしたら良いのか迷っております。
婦人用のテーラードジャケットに使いたいと思っています。(肩パットは入れません)
A:1
表生地が薄地か厚地か、肩パットが入っているかどうか、 前身芯や背芯が貼ってあるかどうかなどにより変わります。
今回作られるのは肩パット無しのジャケットですが、前芯・背芯はキチッと貼っていますか?
裄綿を付けた場合、身頃の縫代の上に、【袖の縫代+裄綿の縫代】を折り返した分量が載ります。
一番安定する順から、
- ①前芯・背芯をしっかり貼り、肩パットが入っている。
- 前芯・背芯がしっかり貼られている場合は土台がしっかりし、さらに肩パットで肩を補強しているので、身頃の上に袖がきれいに載ります。
☆全ての裄綿を使って頂けます。
- ②前芯・背芯をしっかり貼っているが、肩パットは入っていない。
- ☆【袖の縫代+裄綿の縫代】が分厚くなれば袖山が強調されるので厚みが出る裄綿は不向き
※YU-34やYUB-13は不向き、それ以外は可
- ③前芯は貼っているけど背芯を貼っていない場合とか、全く芯地を貼っていない場合
- 土台がしっかりしないので袖が身頃側にきれいに載りません。
☆ストレッチ綿だけの物、YU-26,28,30,32,1,3なら何とか可
※③の場合でも肩パットが入れば、肩パットの端と身頃の肩先を合わせて、【袖の縫代+裄綿の縫代】を肩パットの先に固定すれば何とか安定します。 - YU-26,28,30,32,1,3の中での選び方は、アームホールの大きさです。
余り長いものは切ってしまうことになるので、アームホールを測って適当なものをお選びください。
お袖をきれいに仕上げるには、袖山芯を貼ることをお勧めします!
極薄い芯地(当店の芯地ではYT-7)がオススメです。