工業(職業)用 右端縫い自由押え[ファスナー押え]

右端縫い自由押え[ファスナー押え]
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スカートやパンツ、小物などのファスナー付けに便利な押えです。
片押えですのでスライダーを気にせずに縫うことができます。押えの右側が不安定ですが、スパンボンドでガイドを作ってそのガイドに沿って縫えば簡単にきれいに縫えます。

針落ちは

この押えは端から1mm内側に針が落ちます。

商品名右端縫い自由押え
[ファスナー押え]
商品コードA-11N
販売価格(税込) 1コ¥1,210
配送宅配便可メール便可
個数

«ヨシミ»のテクニック講座

☆スカート・パンツなどのファスナーの付け方☆

POINT.1  ファスナー付け部分にファスナー付け専用テープを貼る

ファスナー付け専用接着テープを貼る

① ファスナー付け部分にファスナー付け専用テープファスナー止まりより2cm下まで貼ります。

表から見て左側の縫代は、上からファスナー止まり位置まで出来上がり線から 2mm出してアイロンでプレスします。

② ファスナー止まりより下の部分を縫い合わせてその縫代をアイロンでプレスます。
【表から見て右側の縫代】 折山が出来上がり線になるようにアイロンでプレスします。
【表から見て左側の縫代】 上からファスナー止まり位置まで出来上がり線から 2mm出してアイロンでプレスします。


③ アイロン両面接着テープを使ってファスナーと縫代を仮止めします。

表の左側から縫い始めます。ファスナー止まり位置で止まって

④ 布端に押えの端をピタッと合わせて表の左側から縫い始めます。この押えの針落ち位置は端から1mm内側ですので計算上は端から1mmのところを縫えることになるのですが・・・
ファスナー止まり位置で止まって

糸を切らずに縫うコツ・・・針目を1mmにして1針外側へ縫う

針目を1mmにして1針外側へ縫う。

⑤ 針は布地にさしたまま押えを上げて布地を反時計回りに90°まわす。⇒針目を1mmにして1針縫う。これで出来上がり位置に針が来ることになります。

糸を切らずに続けて縫えます

⑥ 押えを上げて左写真のように整えるとまあ!すごい!
糸を切らずに続けて縫えます。合印までまっすぐ縫って

9mm幅のスパンボンドを布端にピッタリ置きます

⑦ 9mm幅のスパンボンド(硬い不織布)を布端にピッタリ置きます。

両手でしっかりスパンボンドを押えて、このスパンボンドに沿うように縫えば10mm幅で縫えることになります。

⑧ 両手でしっかりスパンボンドを押えて、このスパンボンドに沿うように縫えば10mm幅で縫えることになります。

一度も糸を切らずに縫えました

⑨ 一度も糸を切らずに縫えました。今回は白糸で縫っているので縫い目が良く見えますが、実際は生地と同色の糸で縫うので少しぐらい針目が左側に出ていても分かりませんよ。

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☆簡単!押えをミシンに取り付けるコツ☆

ミシンの押えは、送り歯が出ていない状態で取り付けるのがベストです。

押さえを取り付ける前の状態
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① 押さえを取り付ける前の状態。
ミシン針がミシンの針板の針孔に入っていない時、送り歯は針板の上面より出ている。

押えを置いてから押えのレバーを下げる
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② 押えを置いてから押えのレバーを下げる。まだミシン針がミシンの針板の針孔に入っていないので、送り歯は針板の上面より出ている。
この状態ではまだネジを締めない。

プーリーを回して針を針穴に落とす
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③ プーリーを回して針を針孔に落とす。(送り歯を完全に下げた状態にする)⇒送り歯の高さ分だけ押えが下がる。

ネジを回してしっかり閉める
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④ ネジを回してしっかり締める。これで出来上がりです。

これは【一般的な押え】の取り付け方ですので、ベルベット用押え・段押え・ギャザー寄せ用押えなど特殊な押えは取り付け方が変わりますのでご注意を!

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