スパンボンド
自分好みの貼り付けポケットの型やスタンドカラーなどの型、ジャケットの前端のカーブの丸みなどを 作っておいて必要な時に何回も使えるって便利だと思いません?
スパンボンドは硬くて少し厚みがあるので 型作りに最適な不織布です
- 紙より破れにくい不織布製
- 蒸気アイロンが使えるので折山がシッカリ付きます
- 作った型は何回も使用できます
スパンボンドの特性はこちらをクリックしてください。
商品名 | スパンボンド |
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商品コード | K-01N |
販売価格(税込) | 1枚¥594 |
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スパンボンドの使い方
スパンボンドは不織布ですがタテ・ヨコがあります。
タテ方向の方が折れ曲がりにくいので、下図のように型の長い方をタテ地でとってください。
注意点
絶対に折り曲げないでください。
スパンボンドは不織布を2枚貼り合わせたような形状になっています。折り曲げてしまうと、折れ線から剥がれてきて型としては弱くなってしまいます。
«ヨシミ»のテクニック講座
☆スパンボンドの上手な使い方☆
裾上げに使う
裏地の裾上げなどに使えます。
① 14mm幅のスパンボンドに10mm幅で裏地を巻きつけながらアイロンで押えていきます。
② スパンボンドに裏地を巻き付けたままでもう1巻してアイロンで押えていきます。
③ スパンボンドを抜くとホラ!15mm幅の三巻が出来ました。
後は端ミシンをかければ完成です。
スタンドカラーに使う
① スタンドカラーの表衿・裏衿とも表生地と同じ地の目で接着芯地を貼ります。
増芯を貼る場合のみ正バイヤスで貼ります。
接着テープは、表衿側のみ貼ります。
※写真では隠れていますが表衿と裏衿の縫い合わせの部分にも接着テープを貼ります。
ここがポイント!
- ② 製図上の表衿の衿幅より均等に少し狭く裁断したスパンボンドを表衿の裏側にシッカリ当てます。
- スパンボンドを芯にしてアイロンを使って縫代を折り曲げていきます。
- ※スパンボンドを芯にして縫代を折り曲げて出来上がった表衿の幅=製図上の幅 にするために少し狭くします。
- 表生地の厚みによって変わりますので先にテストをしてください。
③ 裏衿を折り曲げて
④ スパンボンドを入れたままの表衿を芯にして裏衿をアイロンで折り曲げていきます。
出来上がりの裏衿幅=表衿幅+(1〜2mm)になります。
ここがポイント!
⑤ 曲げた裏衿の縫代にアイロン両面接着テープを貼っていきます。剥離紙は剥がさずそのままで!
※表衿と身頃を縫い合わせた後に剥がします。
⑥ 中のスパンボンドを抜きます。
衿と身頃を縫い合わせます。
⑦ アイロン両面接着テープの剥離紙をめくります。
⑧ 身頃の縫代の上にアイロン両面接着テープを貼っている裏衿の縫代を重ねてアイロンで押えて仮接着します。
しつけができました。
⑨ ダーツメイトを使って裏衿側からアイロンをあてると縫代アタリがくっきりと裏衿側に浮き出てきました。
⑩ 表側から右端縫い自由押えを使って衿の際に落としミシンをかけます。
※まつる場合はここから手まつりです。
⑪ 身頃の裏からの写真です。落としミシンが均等にこんなにきれいにかかりました!
スパンボンドで作った【シャツ衿などのステッチガイド】の使い方
簡単に作れます。
タテに二つに折ってアイロン⇒ミシンを掛けて固定⇒カッターの先を使って2〜3mm幅で切り込む
スパンボンドを使えばプロの仕上がりです!